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所長はこうみる

第5回 変形性膝関節症ではどこの筋肉を鍛える?大腿四頭筋だけではない筋力強化

変形性膝関節症の運動というと、大腿四頭筋のトレーニングを思い浮かべる方が多いかもしれません。
確かに大腿四頭筋は、膝関節を伸ばす働きや立ち上がり、歩行などに関係する重要な筋肉です。
しかし、歩行や階段昇降は膝だけで行う動作ではありません。

股関節や足関節、体幹なども協調して働いています。

そのため、筋力強化では下肢全体を考えることが大切です。

① 大腿四頭筋
膝を伸ばす働きを担います。椅子に座って膝を伸ばす運動や、適切な高さの椅子からの立ち上がりなどが選択肢です。
② 殿筋群
股関節の伸展や外転などに関係し、歩行や立ち上がり、片脚支持を支えます。ブリッジや立位での股関節外転運動などが活用できます。
③ ハムストリングス
股関節と膝関節をまたぐ筋肉で、歩行中の下肢運動に関係します。立位での膝屈曲運動などを状態に合わせて取り入れます。
④ 下腿三頭筋
歩行時の足関節運動や身体の前方への移動に関係します。踵上げ運動などが代表的です。
これらの運動を組み合わせる場合、最初からすべてを高負荷で行う必要はありません。
例えば、初期のプログラムでは、椅子からの立ち上がり、膝伸展運動、踵上げを1セットずつ実施し、動作が安定してきたらセット数や抵抗を増やしていきます。
また、筋力の数値だけでなく、立ち上がりや歩行時に膝や股関節をどのように使っているかも確認しましょう。

変形性膝関節症の筋力強化は、大腿四頭筋だけを鍛えるのではなく、歩行や日常動作を支える下肢全体の機能を高めることが重要です。

銀座 KARADAコンディショニングスタジオ i-Potential

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