筋膜の癒着が気になると、強く揉んだり、押したりしたほうがよいと思うかもしれません。
しかし、筋膜への施術は、必ずしも強い刺激が必要なわけではありません。
筋膜モビライゼーションとは?
モビライゼーションとは、組織や関節に対して適切な方向と強さで動きを与える手技です。
筋膜に対しては、皮膚や筋肉の動きに合わせて、組織に穏やかな伸張や剪断刺激を与えます。
このような刺激は、粘弾性組織の応答や機械受容系を介した神経活動に影響する可能性があります。
施術で大切にする3つのポイント
① 組織の滑走性を考える
皮膚と筋膜、筋膜と筋肉の動きを確認しながら、適切な方向へ動きを促します。
② 過剰な筋緊張を調整する
痛みを我慢するような強い刺激ではなく、身体がリラックスして動ける刺激を選択します。
③ 動作につなげる
施術後には、前屈、後屈、回旋、骨盤運動などを行い、得られた動きが実際の身体運動に反映されるようにします。
なぜモビライゼーションPNFと組み合わせるのか?
モビライゼーションPNFを用いて筋肉の収縮と弛緩、協調的な運動を促しながら筋膜モビライゼーションによって身体の動きやすさを引き出します。
例えば、骨盤の運動に合わせて体幹の対角・螺旋方向の筋活動を引き出しながら筋膜の癒着や線維化の改善ケアを行います。
モビライゼーションPNFにより柔軟性の獲得だけで終わらず、自分の筋力で動ける身体を目指します。
遠隔の部位の筋膜へのアプローチで癒着を剥離することを目指します。
筋膜ケアの目的は、組織を無理に変形させることではなく、身体が滑らかに動ける環境を整えることです。
銀座 KARADAコンディショニングスタジオ i-Potential
