座り続ける生活を改善するには、立ち上がって歩くことが有効ですが、もう一つ注目したいのが筋力運動です。
筋肉は、収縮することで糖を取り込み、エネルギー代謝に関与します。
Dempseyらの2016年の研究では、2型糖尿病患者を対象に、長時間座位を30分ごとの短時間の歩行、または簡単な抵抗運動で中断する方法を検討しました。
その結果、歩行と抵抗運動のどちらも、食後の血糖やインスリンなどの代謝応答に好ましい変化をもたらしました。
日常生活で取り入れやすい運動には、次のようなものがあります。
・椅子からの立ち座り
・踵上げ運動
・その場での足踏み
・無理のないスクワット
特に下肢の筋肉は、歩行や階段昇降など、日常生活の基本動作を支える重要な役割を担っています。
整体で身体の動きや筋肉の状態を確認することに加え、日常生活で筋肉を使う習慣をつくることが大切です。
身体を整えることと、身体を使うこと。その両方を意識していきましょう。
参考文献
Dempsey PC, et al. Diabetes Care. 2016;39(6):964–972. doi:10.2337/dc15-2336.
