座り続ける時間を減らすことに加えて、日常生活の中で身体活動の強度を少し高めることにも注目が集まっています。
その一つがVILPA(Vigorous Intermittent Lifestyle Physical Activity)です。
VILPAとは、日常生活の中で行う短時間の高強度活動を指します。
例えば、
・階段を少し速く上る
・短時間の速歩を行う
・荷物を運ぶときに積極的に身体を使う
・日常生活の中で少し息が弾む活動を取り入れる
といった方法です。
VILPA研究では、普段から計画的な運動を行っていない人でも、日常生活の短時間の高強度活動が健康指標や死亡リスクと関連する可能性が報告されています。
ただし、VILPAは座位中断と同じものではありません。
座位中断は長時間の不活動を減らすこと、VILPAは短時間の高強度活動を増やすことが目的です。
まずは座り続ける時間を減らし、身体機能や体力に応じて活動強度を高めていくことが大切です。
膝や腰に痛みがある方は、無理に高強度活動を行わず、適切な運動方法を選びましょう。
参考文献
Diaz KM, et al. Ann Intern Med. 2017;167:465–475.
Stamatakis E, et al. Nat Med. 2022. doi:10.1038/s41591-022-02100-x.
