WEB予約
Instagram
Facebook
MAP

肩こり・腰痛

痛みは「休む」だけでは良くならない ― 図でわかる PEACE→LOVE 回復モデルと整体の役割 ―

「痛めたら、まず安静」
これは長く信じられてきた考え方です。実際、ケガや強い痛みが出た直後は、無理に動かさないことがとても大切です。

しかし近年の研究や臨床経験から、安静だけでは回復が遅れることも分かってきました。
そこで注目されているのが、PEACE→LOVE 連続モデルです。

このモデルは、「守る時期」と「動かす時期」を対立させるのではなく、なめらかにつなげて考えることを提案しています。


「回復の流れ」

図では、回復の過程を大きく2つの時期に分けています。

◆ PEACE(急性期)

受傷直後〜数日が目安です。

  • Protect(保護)
     痛い動き・無理な負荷を避ける
  • Elevate(挙上)
     腫れや循環を考えたポジション
  • Avoid(刺激を避ける)
     強く揉む、無理に伸ばすことはしない
  • Education(教育)
     「今は治る途中」という理解を持つ

この時期の最大の目的は、
体を落ち着かせ、自然治癒力が働く環境を整えることです。

整体でも、強い矯正や刺激は控え、
「安心できる刺激」「防御反応を下げる調整」が重要になります。


◆ LOVE(回復期)

数週〜数か月かけて進む時期です。

  • Load(漸進的な負荷)
     少しずつ動かし、使う
  • Optimism(前向きな気持ち)
     「動いても大丈夫」という成功体験
  • Vascularisation(血流促進)
     動くことで回復力を高める

ここで大切なのは、急に頑張らないこと
負荷は「増やす」のではなく、体が受け取れる量に合わせて調整することです。

整体の役割は、
「動ける準備ができた体」に整え、
 「怖さなく動ける感覚」を取り戻すこと。


なぜ「PEACE→LOVE」は連続なのか

図をよく見ると、PEACEとLOVEははっきり分かれていません。
これは、回復はスイッチのように切り替わらないからです。

・痛みは減ってきたけど、まだ不安
・動ける日と、戻る日がある
・同じ刺激でも、日によって感じ方が違う

これらはすべて正常な回復反応です。

「もう動いていいのか」「まだ安静なのか」
その二択ではなく、

今日はどのくらいがちょうどいいか

を見極めることが、本当の回復につながります。


整体で大切にしたい視点

整体は「治す場所」ではなく、
体が治ろうとするのを邪魔しないためのサポートだと考えています。

  • 急性期には、安心できる刺激で防御反応を下げる
  • 回復期には、動きやすさ・感覚のズレを整える
  • 痛みを「敵」にしない説明をする

これにより、体だけでなく、脳や神経の過剰な警戒も自然に落ち着いていきます。


回復は「コントロール」ではなく「対話」

PEACE→LOVEモデルが教えてくれるのは、
「無理をするな」でも「何もしない」でもありません。

体と対話しながら進むこと

痛みは失敗のサインではなく、
調整のためのメッセージです。

整体では、そのメッセージを一緒に読み取り、
今のあなたにとって最適な一歩を選ぶお手伝いをしています。

焦らず、比べず、
あなたのペースで回復していきましょう。

関連記事

最近の投稿
TEL 080-1306-4237
WEB予約