「炎症があるときは、安静にしたほうがいい」
そう思っていませんか?
実は近年、動かさない状態が続くこと自体が、炎症を慢性化させる要因になることが分かってきました。
動かさない状態で、体の中では何が起きているのか?
体を動かさない状態が続くと、次のような変化が起こります。
🔹 血流・リンパ流が滞る
🔹 老廃物や炎症物質が体内に溜まりやすくなる
🔹 神経が「ここは危険だ」と過剰に反応する
この状態が続くと、本来は回復に向かうはずの炎症が、「治るモード」から「慢性化モード」へ移行しやすくなる
早期運動は「炎症を煽る」のではなく「整理する」
ここが一番大切なポイントです。
早期運動とは、
強く動かすこと、痛みを我慢することではありません。
小さく、安全で、制御された動き
これが「早期運動」の本質です。
なぜ“やさしい動き”が炎症を鎮めるのか?背景にあるのが、マイオカインという物質です。
マイオカインとは?
マイオカインとは、筋肉が収縮したときに分泌される生理活性物質の総称です。
いわば、筋肉から全身へ送られる「回復のメッセージ」。
やさしい運動によってマイオカインが分泌されると、
🔹 血流・リンパ流が改善する
🔹 炎症性物質の排出が促進される
🔹 免疫反応が“過剰モード”から“調整モード”へ切り替わる
🔹 神経に「ここは安全」という情報が送られる
結果として、炎症は“鎮める方向”に働く
つまり、
正しい運動は炎症を悪化させるのではなく、整理し、収束へ導くのです。
大切なメッセージ
🔹 痛いところだけが原因ではありません
🔹 「押せば治る」時代は、もう終わっています
身体は、「順番」と「方向」で変わります。
無理に動かす必要はありません。
