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遠隔アプローチ

第1回:肩こりと肩甲骨の関係とは?肩甲骨の動きが首・肩の負担に与える影響

「肩が凝ると、肩甲骨の内側まで重くなる」
「肩甲骨を動かすと、首や肩が少し楽になる」
「肩甲骨の周囲が硬く、腕を上げにくい」
このような経験はありませんか?
肩こりを考えるとき、首や肩の筋肉だけでなく、肩甲骨の動きにも注目することが大切です。
肩甲骨は、腕と体幹をつなぐ重要な役割を持っています。腕を上げたり、後ろに回したりするときには、肩関節だけでなく肩甲骨も協調して動きます。

銀座のKARADAコンディショニングスタジオ i-Potentialでは、肩こりに対して肩周囲だけでなく、肩甲骨、胸郭、体幹の運動機能を評価し、モビライゼーションPNFを活用したコンディショニングを行っています。

1.肩甲骨は腕の動きを支える重要な土台

肩甲骨は胸郭の後面に位置し、鎖骨や上腕骨と機能的につながっています。
腕を上げるときには、上腕骨の動きと肩甲骨の上方回旋、後傾、外旋などが組み合わさります。
この協調的な運動は、肩甲上腕リズムと呼ばれる運動学的な考え方とも関係しています。
肩甲骨の動きが十分でない場合、腕を上げる動作や肩関節の運動に影響する可能性があります。ただし、肩甲骨の位置や動きだけで肩こりの原因を決めることはできません。

2.肩甲骨周囲の筋肉と肩こり

肩甲骨の運動には、僧帽筋、前鋸筋、菱形筋、肩甲挙筋など、複数の筋肉が関係します。
例えば、僧帽筋は肩甲骨の上方回旋や安定化に関与し、前鋸筋は肩甲骨を胸郭に沿って動かす働きを担います。
これらの筋肉の活動が適切に協調しない場合、首や肩周囲の筋活動に影響することがあります。
重要なのは、特定の筋肉が硬いから肩こりになると単純化せず、肩甲骨と首、胸郭、体幹の協調性を評価することです。

3.肩甲骨へのアプローチは研究でも検討されている

2024年に発表されたシステマティックレビュー・メタ解析では、慢性頸部痛のある人を対象に、肩甲骨への運動療法やモビライゼーションを検討した8件のランダム化比較試験がまとめられています。
肩甲骨を対象とした介入は、痛みの強度を改善する可能性が示されました。一方で、頸部の機能障害や圧痛閾値、頸部可動域などについては、明確な改善を確認できない項目もありました。
この研究は、肩甲骨へのアプローチを検討する根拠になりますが、肩こりのすべてに肩甲骨の施術が有効と証明したものではありません。
参考文献:
Chen Y, et al. Effects of scapular treatment on chronic neck pain: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. BMC Musculoskelet Disord. 2024;25:252. doi:10.1186/s12891-024-07220-8.

4.肩こりに対する肩甲骨の運動

肩甲骨の動きを整えるためには、無理に肩を回すだけでなく、胸郭や体幹との協調を意識した運動が大切です。
例えば、次のような運動を状態に応じて行います。
• 肩甲骨を前後に動かす運動
• 肩甲骨の上方回旋を伴う腕上げ運動
• 肩甲骨と胸郭を連動させた運動
• 肩甲骨周囲の筋力強化
• 腕の対角・螺旋方向の運動
痛みが強い場合は、無理に大きく動かさず、動かせる範囲から始めることが重要です。

5.モビライゼーションPNFによる肩甲骨へのアプローチ

モビライゼーションPNFは、理学療法士・新井光男が考案した徒手的アプローチです。
肩甲骨に対してPNFの対角・螺旋方向の運動パターンを用い、適切な抵抗を加えながら筋収縮と運動を促します。
また、肩甲骨だけでなく、胸郭や体幹、骨盤などの動きも評価します。
肩こりがあるからといって、必ず肩甲骨だけを施術するわけではありません。身体の状態に応じて、直接的なアプローチと遠隔部位へのアプローチを選択します。

6.銀座 i-Potentialの肩こりコンディショニング

肩こりを繰り返す場合は、肩甲骨だけでなく、首、胸郭、体幹、骨盤などの動きを確認することが大切です。
KARADAコンディショニングスタジオ i-Potentialでは、理学療法士による身体機能評価をもとに、モビライゼーションPNFを活用したコンディショニングを行っています。
肩を揉むだけではなく、身体全体の動きのつながりに着目し、肩の運動機能改善を目指します。

銀座で肩こりや肩甲骨周囲の動きにくさにお悩みの方は、身体全体の動きを確認してみませんか。
公式サイト:https://i-potential.tokyo/

※しびれ、進行する筋力低下、強い痛みなどがある場合は、医療機関での評価を優先してください。

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