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遠隔アプローチ

PNF × モビライゼーションPNFで考える「本当に緩む肩こり」の正体

「マッサージを受けてもすぐ戻る」
「ストレッチすると一時的に楽だが、翌日には重だるい」

こうした慢性的な肩こりで悩まれている方は非常に多く来院されます。
実はこのタイプの肩こりの多くは、筋肉が硬いから起きているのではありません。

肩こりの正体は「防御的共収縮」

慢性肩こりに共通して見られるのが、
防御的共収縮と呼ばれる状態です。

本来、肩関節や頚椎は

  • 動く筋
  • 支える筋
    が役割分担しながら、なめらかに動きます。

しかし、

  • 長時間のデスクワーク
  • 精神的ストレス
  • 過去の痛み経験

などが重なると、身体は「これ以上動くと危険」と判断し、
動かす筋と支える筋を同時に収縮させてしまう状態になります。

これが防御的共収縮です。

結果として

  • 動いていないのに疲れる
  • 血流が悪くなる
  • 酸素不足が続く

という悪循環が生まれ、「コリ」として自覚されます。


なぜストレッチや強いマッサージで悪化するのか?

防御モードに入っている筋肉に対して

  • 強く押す
  • 無理に伸ばす

と、脳は
「危険な刺激が来た」
とさらに防御を強めます。

その結果、
✔ その場では緩んだ感じがする
✔ 数時間〜翌日に余計に重くなる

という現象が起こります。


PNFとは何か?(肩こりへの本質的アプローチ)

PNF(固有受容性神経筋促通法)は、
筋肉を直接ほぐす手技ではありません。

PNFの本質は、神経—筋—関節の協調性を回復させること

にあります。

肩こりに対するPNFでは、

  • 肩甲骨
  • 鎖骨
  • 頚椎

を連動させながら、
「安全に動いていい」
という情報を神経系に再学習させます。

これにより、防御的共収縮が自然に解除されていきます。


モビライゼーションPNF(M-PNF)の役割

M-PNFは、
PNFに関節モビライゼーションの考え方を統合した手法です。

肩こりの場合、特に重要なのは

  • 肩甲胸郭関節
  • 胸椎
  • 第1肋骨

などの微細な滑りと遊びです。

M-PNFでは、

  • 痛みを出さない範囲
  • ごく小さな動き

で関節の「動ける余白」を回復させます。

すると脳は
「この範囲なら安全」
と判断し、防御を解除します。


PNF × M-PNFを組み合わせる理由

そこで当院では、

M-PNFで神経制御により関節環境を整え、PNFで活動性を高める


という順序を重視しています。

結果として

  • 肩が自然に下がる
  • 呼吸が深くなる
  • 首を回すのが楽になる

といった変化が起こります。


肩こり改善のゴールとは?

肩こり改善のゴールは
「ほぐすこと」ではなく
防御しなくても動ける身体を取り戻すことです。

PNF × M-PNFは、
そのための最も安全で再現性の高いアプローチだと考えています。

  • 当院の取り組み

    KARADAコンディショニングスタジオ i-Potentialでは、
    理学療法士が全身のバランスを評価し、
    筋膜と神経のつながりを整える安全性の高い整体を行っています。

    その場しのぎではなく、
    再発しにくい身体づくりを大切にしています。

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