慢性腰痛の方に共通する特徴があります。
それは、腰を守ろうとしすぎて腰を壊しているという点です。
腰痛の多くは「構造」より「制御」の問題
画像検査で
「異常なし」
「年齢相応」
と言われても痛みが続く腰痛は、
神経—筋制御の破綻が背景にあります。
その中心が、腰部の防御的共収縮です。
防御的共収縮が腰に起こるとどうなる?
腰痛を経験すると、脳は
「腰は危険」
と学習します。
すると、
- 腹筋と背筋
- 頸周囲筋
- 股関節周囲筋
が同時に緊張し、
動かないけれど疲れる腰になります。
これが
- 朝のこわばり
- 立ち上がりの痛み
- 動き出しの違和感
につながります。
なぜ体幹トレーニングで悪化する人がいるのか?
防御モードの腰に
- プランク
- 腹圧トレーニング
を行うと、
「さらに固めろ」
という指令が強化されます。
結果として、
体幹は強くなった気がするが 腰は楽にならない
という状態になります。
腰痛におけるPNFの役割
腰痛に対するPNFの目的は、
腰を動かすことではありません。
重要なのは
- 股関節
- 胸郭
- 下肢
- 上肢
- 頭部
と腰の役割分担を回復させることです。
PNFでは、
腰に負担をかけずに
「腰が頑張らなくても動ける」
感覚を神経系に再教育します。
モビライゼーションPNF(M-PNF)が腰に効く理由
慢性腰痛では
- 仙腸関節
- 股関節
- 胸腰移行部
- 頸椎
のわずかな可動低下が、防御を誘発します。
M-PNFでは、
強い矯正ではなく
安心できる範囲の関節誘導を行います。
これにより、
脳が「安全」と判断し、腰の過剰緊張が解除されます。
PNF × M-PNFが慢性腰痛に有効な理由
PNF
→ 動き方の再教育
M-PNF
→ 神経制御による動ける土台の回復
この2つを組み合わせることで、
- 腰が主役から降りる
- 股関節と脚と頭が円滑に働く
- 腰が結果的に楽になる
という状態が生まれます。
腰痛改善とは「強くする」ことではない
腰痛改善とは、
腰を鍛えることではなく
腰を守らなくてもいい身体に戻すことです。
PNF × M-PNFは、
そのための最短ルートだと考えています。
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当院の取り組み
KARADAコンディショニングスタジオ i-Potentialでは、
理学療法士が全身のバランスを評価し、
筋膜と神経のつながりを整える安全性の高い整体を行っています。その場しのぎではなく、
再発しにくい身体づくりを大切にしています。
