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所長はこうみる

体の中を流れる「間質液」と「筋膜癒着」の関係 〜むくみ・コリ・動きの悪さの根っこ〜

こんにちは。

今日は整体の現場でもとても重要な
「間質(かんしつ)」と「間質液」
そしてそこから起こる 筋膜の癒着やコリ について、
できるだけ分かりやすくお話しします。


間質(かんしつ)ってなに?

私たちの体は、
「細胞」だけでできているわけではありません。

細胞と細胞のあいだには、
**クッションのような“すき間”**があり、
これを 間質(かんしつ) と呼びます。

間質の中には、

  • コラーゲンなどの繊維

  • 細胞外マトリックス(体の土台)

があり、
その空間を満たして流れているのが 間質液(かんしつえき) です。

間質液の役割は?

  • 栄養や酸素を細胞に届ける

  • 老廃物を回収する

  • 組織の動きをなめらかにする

つまり間質液は、
体の中の“見えない流れ道” なんです。


間質液とリンパはつながっている

間質液の一部はリンパ管に吸収され、
リンパ液となって体をめぐります。

この流れがスムーズだと、

  • 体が軽い

  • むくみにくい

  • 疲れが残りにくい

状態を保てます。

しかし流れが滞ると…

  • 体が重だるい

  • むくみやすい

  • コリが取れない

といった不調が出やすくなります。

実は、

むくみや慢性疲労の正体は「間質の滞り」


というケースも少なくありません。


間質が硬くなると何が起こる?

ケガ・炎症・長時間同じ姿勢・過度な負担などが続くと、
間質の中で コラーゲンが増えすぎる ことがあります。

これを 線維化(せんいか) と呼びます。

線維化が進むと、

  • 間質が硬くなる

  • 水分が動きにくくなる

  • 筋肉と筋膜の滑りが悪くなる

この状態が、
いわゆる 筋膜の癒着 です。


筋膜癒着が起こるとどうなる?

筋膜の癒着があると、体はこんなサインを出します。

  • 動かすと突っ張る

  • 体が伸びにくい

  • 一部だけ動かしづらい

  • マッサージしてもすぐ戻る

  • コリや痛みが慢性化する

つまり、

「筋肉が硬い」のではなく、
筋肉の“周りの環境(間質・筋膜)”が固まっている


ということが多いのです。


改善のために大切なこと

線維化や癒着が進んだ体を回復させるには、
強さより“流れ”を意識すること が重要です。

① 無理をしない

強すぎる運動やゴリゴリのマッサージは逆効果。
「痛みの出ない範囲」で動かすことが基本です。

② やさしいストレッチ・筋膜リリース

ゆっくり動かすことで、

  • 間質液が動き出す

  • 筋膜の滑りが戻る

結果として、コリが自然に抜けやすくなります。

③ 軽い筋力運動も効果的

実は、
適度な運動は線維化を防ぐ ことが分かっています。

強化が目的ではなく、
「動かして循環を作る」ことがポイントです。


整体でできること

整体では、

  • 筋膜や筋間の滑走を回復

  • 間質液の流れを促進

  • 体の中の循環環境を整える

ことを目的に施術します。

これは単なる「ほぐし」ではなく、
体の中の流れを整えるケア です。

流れが戻ると、

  • 関節が動きやすくなる

  • コリが残りにくい

  • むくみが減る

  • 体が軽く感じる

といった変化が出やすくなります。


まとめ

  • 間質液は「細胞の間を流れる命の水」

  • 滞ると、むくみ・コリ・疲れの原因になる

  • 線維化と筋膜癒着は、動きの悪さの正体

  • 大切なのは「強さ」より「流れ」を取り戻すこと


「最近、体が重い」
「ストレッチしてもスッキリしない」

そんなときは、
筋肉の奥にある“間質と筋膜の流れ”
目を向けてみてください。

体は、
流れが整うだけで、驚くほど楽になります。

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