肩こり・腰痛・膝痛が長く続くと、
よくこんな表現を聞きます。
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「筋膜が硬い」
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「ゴワゴワしている」
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「押しても伸びない」
実はこれ、筋肉が悪いのではありません。
多くの場合、
炎症が長引き、コラーゲンが増えすぎてしまった状態
が起きています。
◆ なぜ炎症が続くと、身体は硬くなるのか?
コラーゲンは本来、
✔ 身体を守る
✔ 組織を修復する
ために必要な材料です。
ところが炎症が長引くと、身体は
「早く治さなきゃ!」
と焦り、
コラーゲンを一気に、雑に作ってしまいます。
その結果…
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繊維の向きがバラバラ
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太さが不均一
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あちこちで絡まる
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弾力がなく伸びない
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水分が動かない
まるで
手入れされていない雑草だらけの庭
のような状態になります。
これが
ゴワゴワ
伸びない
こすれて痛い
神経が刺激される
という慢性痛の正体です。
強くほぐすと、なぜ悪化することがあるのか?
この状態で、
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強く押す
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ゴリゴリ揉む
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無理に伸ばす
とどうなるか。
微細な傷が増える
炎症が再燃
コラーゲンがさらに増える
つまり
「硬くなるループ」に入ってしまいます。
だから
強刺激で治らない
むしろ悪化する
ケースが少なくありません。
◆ 改善のカギは「順番」と「方向」
炎症で硬くなった組織は、
正しい順番で整えると回復しやすくなります。
Step① 炎症を落ち着かせる(まずは触りすぎない)
炎症は、火事のようなもの。
火が燃えているうちは、
家を建て直せません。
この段階で大切なのは:
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痛いところを強く押さない
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無理なストレッチをしない
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急性期は温めすぎない
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負担のかかる姿勢・動作を減らす
「触らない勇気」が必要な時期です。
Step② 筋膜の「滑り」を取り戻す(流れを作る)
炎症が落ち着いてきたら、
次は 動ける状態を作る 段階。
ここで重要なのが 滑走性。
滑走性とは:
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筋膜どうしがスムーズに滑る
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表と奥が動き合う
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水分が流れる
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老廃物がたまらない
これが戻ると、
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絡まったコラーゲンがほどける
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むくみが抜ける
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神経の圧迫が減る
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痛みが軽くなる
ポイントは
無理に柔らかくしないで「動ける状態」を作る
やさしい刺激で十分です。
Step③ 正しい方向の力で「良いコラーゲン」に育てる
最後がいちばん重要です。
コラーゲンには特徴があります。
かかった力の方向に合わせて並び直す
つまり、
正しい動き・正しい方向の負荷を与えると
、
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余分な線維が減る
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きれいに整列する
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強くてしなやかな組織に変わる
これが
コラーゲンの再教育です。
◆ なぜ「螺旋(スパイラル)の動き」が効くのか?
人の身体は本来、
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ひねる
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ねじる
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対角線で動く
構造になっています。
螺旋パターンの動きは、
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張力の方向が自然
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全身が連動する
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局所に負担が集中しない
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コラーゲンが整列しやすい
硬くなった組織を“やり直す”のに最適
だから、
押すよりも
軽い抵抗 × 螺旋の動き
が効果的なのです。
まとめ:硬くなった筋膜は「順番と方向」で変わる
炎症でコラーゲンが増えすぎた体は、
強くほぐさず、正しく整える
その流れはこの3つ:
1️⃣ 炎症を落ち着かせる
2️⃣ 滑走(動き)を取り戻す
3️⃣ 正しい方向の力で育てる(螺旋)
これだけで、
身体の回復力は驚くほど変わります。
「炎症で硬くなった筋膜は、
“悪いクセがついた状態”です。
このクセに強い刺激を入れると、
また傷ができて、
炎症と硬さが繰り返されます。
だから大切なのは
整える → 流す → 育てる。
特に、螺旋の動きは
コラーゲンが“正しい並び”に戻るのを
自然に助けてくれます。
無理に治すのではなく、
治れる身体に戻す
