WEB予約
Instagram
Facebook
MAP

所長はこうみる

下半身から“螺旋線(Spiral Line)”が崩れやすい場所 〜歩き方のクセが、肩こり・腰痛につながる理由〜

「巻き肩だから肩がこる」
「姿勢が悪いから腰が痛い」

そう思われがちですが、

実は 体のねじれの始まりは“上半身ではなく下半身” にあることがとても多いのです。

私たちの体は、
Anatomy Trains で知られる

Spiral Line(螺旋線) という筋膜のつながりによって、
らせん状に全身が連動しています。

この螺旋線は、

足 → 下腿 → 太もも → 骨盤 → 背骨 → 肩甲帯

と、一本のロープのようにつながり、
歩く・ねじる・体を支える動きを助けています。


螺旋線を最も壊しやすいのは「足部の過回内」

下半身でいちばんトラブルの起点になりやすいのが、
足が内側につぶれる動き(過回内/オーバープロネーション) です。

これは、特別な病気ではなく
歩き方のクセ・靴・疲労の蓄積 などで、誰にでも起こります。


足が内側に倒れると、体の中で何が起きる?

足部が内側に倒れると、
その影響は静かに、でも確実に上へ伝わります。

● 下腿(すね)が内側にねじれる

  • すねの骨が内向きに回る

  • 足首まわりの筋肉の張りが乱れる

● 太もも(股関節)が内向きになる

  • 股関節が常に「内向き」で使われる

  • お尻の筋肉が働きにくくなる

● 骨盤が片側だけ前にねじれる

  • 左右で違う位置にズレる

  • 体をまっすぐ支えにくくなるこの時点で、

螺旋線の“土台”が静かに崩れている 状態です。


ねじれは、最終的に肩まで届きます

足から始まった小さなねじれは、
やがて上半身にも影響します。

足 → 骨盤 → 背骨 → 胸郭 → 肩甲骨

  • 背骨が片側に回りやすくなる

  • 胸が前に傾く

  • 肩甲骨が前に引き込まれる

その結果、
「巻き肩」「肩こり」 が生まれます。

つまり――
肩が原因ではない巻き肩 も、実はとても多いのです。


「歩くと腰が痛い」人に多い足の問題

本来、歩行では
螺旋線が 伸びて → 戻って を繰り返します。

ところが足が過回内していると、
体は「ねじれたまま」歩くことになります。

その結果:

  • 腰に回旋ストレスがたまる

  • 骨盤の左右バランスが崩れる

  • 片側の腰やお尻だけが疲れ続ける

これが
歩くと腰がつらくなる腰痛 の典型的な流れです。


下半身から見つける“螺旋線が乱れているサイン”

こんな特徴はありませんか?

  • 片足だけ土踏まずが低い

  • つま先が外を向いて歩く

  • 骨盤が片側だけ前に出ている

  • 歩くと体が左右に揺れる

  • 同じ側の肩がいつも巻いている

これらはすべて、
足 → 骨盤 → 肩へと続く“ねじれの連鎖” のサインです。


まとめ|肩や腰を治す前に、足元を見てみましょう

肩こり・腰痛・骨盤のゆがみは、
結果として現れている場所 にすぎないことが多くあります。

体は一本の螺旋でつながっていて、
そのスタート地点は 足元

足のねじれが整わないままでは、
肩や腰をどれだけケアしても、
同じ不調が繰り返されてしまいます。

やさしく整える第一歩は、足から。
それが、体全体を楽にする近道です。

関連記事

最近の投稿
TEL 080-1306-4237
WEB予約