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脳科学コンディショニング法

なぜ、今まで何をしても「元に戻ってしまった」のか?

多くの方が、こんな経験をしています。

  • マッサージ直後は軽い → 翌日には元通り

  • ストレッチを続けている → 柔らかくならない

  • 痛い所を治療している → 別の場所がつらくなる

これは努力が足りないからではありません。
理由はとてもはっきりしています。

「触っていた場所」と「問題の本体」が違っていたからです。


本当の原因は「筋肉」ではなく、その奥のネットワーク

筋膜は、全身をつなぐ“ボディスーツ”

私たちの体には、**筋膜(きんまく)**という組織があります。

筋膜は

  • 筋肉を包み

  • 骨や関節を支え

  • 頭から足先まで一枚のネットワークとしてつながっています

この考え方は、
Anatomy Trains(筋膜のつながりを示した世界的な概念)でも広く知られています。

つまり体は、
部品の集合
ではなく
一体型のシステム

なのです。


なぜマッサージは「一時的」なのか?

マッサージや強い筋膜リリースは、

  • 表面の緊張は取れる

  • 血流も一時的に良くなる

しかし──

が「動き方」を変えていない

ため、体はこう判断します。

「いつもの動き方に戻らなきゃ」

結果として

24〜48時間で元の状態に“再固定”されます。

これは失敗ではなく、
脳が正常に働いている証拠です。


本当に変えるべきなのは「硬さ」ではなく「情報」

ここが、決定的なポイントです。

筋膜の中には

  • 動き

  • 方向

  • 張力

  • 位置

を脳に伝える センサー が大量にあります。

近年の研究では、
筋膜と筋肉のセンサー(筋紡錘)が
一体化したユニットとして働いていることが分かっています
(例:Carla Stecco らの研究)。

つまり、

  • 筋膜が硬くなる

  • 滑らなくなる

  • センサーの情報が狂う

  • 脳が「危険」と判断

  • 無意識に力を入れ続ける

これが
慢性痛・慢性コリが治らない正体です。


ストレッチしても改善しない本当の理由

 

多くのストレッチは、

  • 端まで伸ばす

  • 痛い方向に引っ張る

というやり方です。

ところが慢性症状では、
体はすでに防御モードに入っています。

その状態で伸ばすと、脳はこう反応します。

「これは危ない。もっと固めろ」

結果として
✔ その場は伸びた感じ
✔ でも翌日にはさらに硬く

という悪循環が起こります。


劇的に変化が起きる理由①

「中間位 × 小さな力」だから、脳が安心する

モビライゼーションPNFの核心

PNF(固有受容性神経筋促通法)は、

  • 痛くない位置(中間位)

  • 動かさず、軽く力を入れる

という方法を使います。

これにより脳は、

「あ、ここは安全なんだ」

と判断します。

すると

  • 過剰な緊張が解除

  • 深部の筋膜センサーが再起動

その場で動きが変わる
痛みがスッと下がる

という変化が起きます。


劇的に変化が起きる理由②

「筋膜 × 神経 × 脳」を同時に変えるから

ストレッチ筋膜法 + モビライゼーションPNFでは、

レベル 何が変わるか
筋膜 滑り・水分・弾力が回復
センサー 正確な情報が脳へ
動きのプログラムを書き換え
動作 無意識の使い方が変化

つまり、

その場しのぎ
ではなく
体のOSを書き換える

アプローチなのです。


なぜ「何十年もの症状」でも変わるのか?

理由はシンプルです。

組織ではなく、脳が変わるから

脳には
可塑性(書き換え能力)があります。

  • 正しい感覚

  • 痛みのない動き

  • 安心できる刺激

が入ると、

「もう守らなくていい」

と判断し、
長年の防御パターンを解除します。

これが
「え?一回でこんなに変わるの?」
と感じる正体です。


まとめ:今までと“効いている場所”が違う

今まで

  • 筋肉を揉んでいた

  • 硬い所を伸ばしていた

のに対し、

このアプローチは、情報の通り道(筋膜)、司令塔(脳)

だから、

  • 繰り返さない

  • 無理がない

  • 年齢を問わない

そして
「やっと理由が分かった」
という感覚が生まれるのです。

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