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あれ?昨日までの痛みが消えた?!その時、どうする?

こんにちは、皆さん!突然ですが、こんな経験ありませんか?

「昨日まで肩や首、腰がめちゃくちゃ痛かったのに、朝起きたらスッキリ痛みが消えてた!」

これって、「やったー!治った!」って喜んでいいんでしょうか?実は、ちょっと待ってください!その痛みが消えた後にも、気をつけたいポイントがあるんです。今回は、そんな疑問にお答えすべく、私たちの体の不思議なセンサー「侵害受容器」のお話と、その後のケアについて、ブログ風にわかりやすく解説していきますね!

「痛い!」の正体、侵害受容器ってなあに?

痛みを感じるって、決して気持ちのいいものじゃないですよね。でも、この「痛み」は、実は私たちの体を守るための大切なサインなんです。そのサインを送ってくれるのが、「侵害受容器(しんがいじゅようき)」と呼ばれるセンサーたち。

センサー「侵害受容器」ってどんなもの?

一言でいうと、侵害受容器は、「体がヤバい!」と感じるような刺激(例えば、熱すぎるとか、ぶつかったとか)にだけ反応する特別な神経の先端です。普段のちょっとした不快感には反応せず、本当に強い刺激が来た時にだけ、「痛い!」という信号を脳に送ってくれます。

どうやって働くの?

例えば、熱いものに触れた瞬間、この侵害受容器がすぐに「熱い!」と感知して、電気信号を脳に送ります。すると脳は「危ない!」と判断して、私たちはパッと手を引っ込めますよね。これが、体が危険から身を守るための、とっても大事な防御反応なんです。

「痛み=侵害受容器のせい」じゃない?!

ここがとっても大事なポイントなんですが、侵害受容器が「痛みの入り口」ではあっても、実際に「痛い!」と感じるかどうかは、脳の判断が大きく関係しています。

  • 人それぞれ違いがある! 骨の形や神経の通り道は、人によって全然違います。だから、同じような体の状態でも、痛みを感じる人もいれば、全く感じない人もいるんです。
  • センサーが鈍感になることも? 実は、この侵害受容器の感度(「閾値(いきち)」といいます)が上がると、今まで痛みを感じていた刺激でも、痛みを感じにくくなることがあります。

つまり、昨日まで痛かった首の痛みがなくなったのは、もしかしたらこの侵害受容器の感度が上がって、痛みをキャッチしにくくなっているだけかもしれないんです。

痛みが消えた後、隠れた危険「慢性炎症」って?

「痛みがないなら、もう大丈夫でしょ?」

そう思って、いつも通りに動いてしまうのはちょっと危険かもしれません。痛みがなくなったのは良いことですが、実はその裏で「慢性炎症(まんせいえんしょう)」という厄介な問題が隠れている可能性があります。

センサーが鈍くなると、何が困るの?

痛みのセンサーが鈍くなると、本来「痛い!」と教えてくれるはずの体が、炎症が起きていることに気づきにくくなってしまいます。

  • 体のSOSを見過ごしちゃう! 痛みを感じにくいと、体に無理をさせていることに気づかず、炎症が続いているのに動いてしまうことがあります。
  • 治るのが遅れちゃう! 痛くないからと放っておくと、炎症が長引いてしまって、なかなか治りにくくなってしまうんです。これが「慢性炎症」につながるリスク!

慢性炎症が続くと、神経の感度がさらに高まって、ちょっとした刺激でも痛みを感じやすくなったり、免疫のバランスが崩れてしまうこともあります。だから、痛みがなくなった後も、油断は禁物なんです!

ちょっと待って!「ストレッチ」や「マッサージ」は危険かも?!

「痛みがなくなったなら、ストレッチでほぐそうかな?」 「マッサージでさらにスッキリさせたい!」

そう思う方もいるかもしれませんが、急な痛みが消えたばかりの時は、安易なストレッチやマッサージはかえって逆効果になる可能性もあるので注意が必要です!

ストレッチで気をつけたいこと

  • 無理な動きはNG! まだ回復しきっていない場所に無理なストレッチをかけると、せっかく良くなったのに痛みがぶり返したり、悪化させてしまうことがあります。
  • 神経への刺激も要注意! ストレッチの仕方によっては、神経を刺激してしまい、痛みを再発させてしまうことも。特に、まだ炎症が残っている場合は要注意です。

マッサージや指圧で気をつけたいこと

  • 「気持ちいい」が「危険」に?! 強すぎるマッサージや指圧は、かえって炎症を引き起こしたり、痛みを悪化させることがあります。痛みが消えたばかりのデリケートな状態の体には、特に注意が必要です。
  • 一時的なリラックスにご用心! マッサージで一時的に筋肉が緩んでも、その後にまた無理な動きをしてしまうと、すぐに痛みが戻ってしまうこともあります。

まとめ:痛みが消えた後も、自分の体を大切に!

急な痛みがなくなったからといって、すぐに安心してしまうのは危険です。もしかしたら、体のセンサーが一時的に鈍くなっているだけで、まだ炎症がくすぶっているかもしれません。

だからこそ、痛みが消えた後も、

  • 無理な動きは避ける!
  • 体の声に耳を傾ける!

これがとっても大切です。そして、もし「これで本当に大丈夫かな?」と不安に感じたら、専門家に相談するのも賢い選択です。特に、患部に直接圧をかけたり、無理にストレッチをしない「遠隔アプローチ」での施術は、体への負担も少なく、安全で効果的な場合が多いですよ。

皆さんの健康を守るために、ぜひ今回の知識を活用してくださいね!何か気になることがあれば、いつでもご相談ください!

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