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【要注意】カチコチ筋に安易な指圧・ストレッチは危険かも?線維化が進んだ筋肉への正しいアプローチ

筋肉の硬さやむくみを解消しようと、つい強くマッサージしたり、無理なストレッチをしたりしていませんか?

実は、あなたの筋肉の硬さが「線維化」によるものだった場合、そのセルフケアが逆効果となり、かえって筋肉の硬さを強めてしまうリスクがあるんです。

今回は、線維化が進行した筋肉に、なぜ一般的なアプローチが効きにくいのか、そしてどのような専門的なケアが必要なのかを解説します

線維化筋に「強すぎる刺激」が逆効果な理由

線維化が進んだ筋肉の間質は、コラーゲン線維でできた、もろく、硬い組織に置き換わっています。このような状態の筋肉に強い刺激を与えると、以下のような悪循環を招く可能性があります。

 圧迫・指圧が「炎症」を再燃させる

線維化は、慢性炎症の結果として起こります。

強く指圧したり、痛みを我慢してマッサージしたりすることは、硬い組織に物理的な損傷を与え、組織の内部で再び炎症反応を引き起こす可能性があります。

炎症が再燃すると、線維化の司令塔であるTGF-などの物質がまた放出され、間質が「もっとコラーゲンを作って修復しなきゃ!」と誤作動を起こし、線維化がさらに進行してしまうのです。

無理なストレッチが「硬さ」を増強させる

線維化した組織は柔軟性を失っており、限界を超えて無理に引き伸ばそうとすると、コラーゲン線維やその周辺組織に微細な損傷を与えかねません。

この損傷もまた炎症の引き金となり、結果的に組織は損傷前よりも硬い結合組織を作って防御しようとするため、かえって筋肉の硬さを増強させることにつながります。

線維化が進んだ筋肉には「専門的なアプローチ」が必要

通常の疲労や軽い張りであれば、セルフケアで十分です。しかし、指で押しても凹まないほど硬いむくみ(線維性浮腫)や、強い痛み、機能障害を伴う線維化には、専門家によるアプローチが不可欠です。

あなたの硬さはどのタイプ?

筋肉の硬さには、「ただの疲労」と「線維化」という決定的な違いがあります。

状態 特徴 推奨されるアプローチ
軽い張り・疲労 休息や入浴、一般的なマッサージで改善する。 セルフケア、軽いストレッチ、入浴
線維化(重度) 押しても凹まない硬いむくみ、慢性的な痛みがある。セルフケアで悪化することがある。 専門家によるケア

もし、いつものマッサージやストレッチが効かないどころか、かえって痛みや硬さを感じることがあれば、それはあなたの体が「線維化」のSOSを出しているサインかもしれません。無理せず、一度専門家に相談することを強くお勧めします。

 

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